自由なオープンワールドを追い求めるSOC(サバイバル・オープンワールド・クラフト)ゲームとして、私たちは超越者の皆様にナルコット大陸でのユニークなゲーム体験をお届けすることを重要な目標としています。多様なプレイスタイルをサポートし、プレイヤー全員がそれぞれ自分のペースで成長し、みんなで協力しあう楽しさを感じられるようなゲームを作ることで、この大陸が本当の冒険の舞台になるのだと考えています。
当初、この目標を達成するために導入したのがミームシステムでした。しかし、これまでの長期的な観察の結果、ミームマスタリーはランダマイズとレベルの解放ルールの制限を受けることから、プレイスタイルの創出ではなく効率化に偏るという形で皆様のゲームプレイに影響を与える結果となってしまいました。何度かプレイした後、多くのプレイヤーが固定的な組み合わせ戦略を採用するようになり、私たちが目標としていた無限の可能性とは相反する状況となっています。この反省を踏まえて特色あるアイデアの一部を形にし、ジョブシステムとして皆様にお届けすることにしました。
従来のジョブシステムと違って、このゲーム内のジョブは追加のアイデンティティの一つという感覚です。伝統的なMMORPGにおけるジョブシステムのコピーではありません。言うなればゲームプレイの解像度を高める虫眼鏡のように、ジョブというアイデンティティを通じて探検や成長の楽しみをより深く体験できるシステムです。
最初に登場するジョブはシェフ・ガーデナー・テイマーの3種で、7月3日のアップデート後に公開テストを実施する予定です。
各ジョブには1つの主要能力と3つのユニークな才能があります。主要能力は現在のモードのルールを覆し、才能は主要能力と相乗効果を発揮します。能力と才能によってジョブの特徴と役割がより鮮明になります。
「シェフ」のアイデアの源泉は料理の達人です。レシピに従うのが初心者、レシピを超えるのが熟練者、そしてレシピを編み出すのがシェフです。シェフはレシピに従わず自由に食材を組み合わせ、多種多様な効果を発揮する創作料理を作り出せます。この能力を土台に、作った料理を「大食い」の才能によってたくさん利用することで、これまでにないバフ効果を体験できます。創作料理を最大限に活用し、より詳細に記録するために、シェフには2つの初期アイテムを用意しています。
野外用コンロ:領地外でも素早く設置できる料理用施設です。太陽光発電で動くため、木材などを消費せずにどこでもおいしい料理を作れます。さらに、野外用コンロに料理を置いておくと他プレイヤーに食べさせてあげられます。
グルメレシピ:クリエイティブクッキングのレシピを記録するためのアイテムです。これまでに作った全ての創作料理が記録されます。
クリエイティブクッキング:料理レシピに制限されず自由に材料を選んで料理を作れます。クリエイティブクッキングをすると一定確率で「大成功」となり、料理に追加の強化効果が付与され、効果の持続時間も伸びます。
大食い:普通の人より多く食べられます。同時により多くの料理を食べ、強化効果を獲得できます(同時に有効化できる食べ物と飲み物の強化効果はそれぞれ2つまでです)。
食材嗅覚:食材に対する鋭い嗅覚を持っています。野外の集落で冷蔵庫、ドリンクディスペンサー、フードボックスを漁ると一定確率で追加の食材を入手できます。
グルメ志向:創作料理に対する繊細な味覚を持っています。全く同じ創作料理を再び食べると料理と食材効果の威力が上昇し、持続時間も伸びます(異なるカスタム材料効果が付与された料理は同一料理とはみなされません)。
ナルコット大陸でも現実世界と同じく、作物同士を接ぎ木すると作物を180°変えられます。さらに現実世界では体験できない作物と生体兵器の接ぎ木も可能です。デビアントがはびこる終末の世界で、植物たちが勇敢に立ち上がり家を守る姿はなんとも奇妙で壮観でしょう。生体兵器の戦闘特性に加え、生体兵器作物は施設としての生産/採集機能も備えています。また、ガーデナーは携帯型プラントボックスで生体兵器作物を持ち歩けるため、領地外での戦闘や採集に利用できます。
携帯型プラントボックス:生体兵器作物を持ち歩くため容器で、生体兵器の保管や種子の育成に使用できます。
環境検知装置:手に持つだけで、付近の環境状況を検出できる機能を備えています。
ライフテイラー:ワールドの作物や生体兵器モンスターに精通しています。作物同士や作物と生体兵器の接ぎ木を行い、二重属性を持つ作物の実を作り出したり、特殊な生体兵器作物を栽培したりできます(生体兵器モンスターは接ぎ木用の生体兵器パーツをドロップすることがあります)。
環境エキスパート:ワールドの自然環境に精通し、周囲の環境パラメーターをリアルタイムで確認できる環境検知装置を持っています。また、現在の土壌を改善するアイテムを作る能力もあります。
携帯型プラントボックス:ガーデナー専用アイテムです。生体兵器を保管したり、熟した果実を中に入れて作物の種を大量に獲得できます。
温室テクノロジー:専用の温室コア装置を持っており、作物の生育環境をより柔軟かつ効率的に改善できます。
これまでのOnce Humanにおいて、動物は主に飼育して生産物を得るためだけの存在であり、動物と交流する、ともに過ごす、成長させる機会に欠けていました。そこで、テイマーに動物同士の会話を理解できる能力を持たせ、動物たちと心を通わせられる仕組みを実装しました。ナルコット大陸のテイマーは動物たちの潜在能力を最大限に引き出せます。オオカミの群れを率いてロゼッタと戦い、ハイイログマに川で鮭を捕らせ、ウサギに穴を掘らせて地中に埋もれた珍味を見つけることもできます。
獣笛:領地外で獣笛を使うと野獣の仲間を召喚でき、探索を手伝ってもらえます。領地内で飼育中の動物を選んで連携できます。
初期の仲間:ポンポン、ミーシャ、シロの中から1匹を選んで仲間にできます
ポンポン:青いイノシシです。採集の達人としてさまざまな採集作業に長け、地下から希少なアイテムを掘り出すこともできます。
ミーシャ:並の熊を凌ぐ体格を持つ金色の熊です。高い耐久力で戦闘時の“壁”としての役割を果たします。
シロ:大器晩成型の白いオオカミです。アルファウルフの素質があり、戦闘とともに進化します。
野獣の仲間:フィールド内で獣笛を使用すると、野獣の仲間を召喚できます。獣笛で戦闘・採集・採掘などさまざまな行動の指示を出せます。連れていく仲間は領地内で切り替えられます。
アニマルスピーカー:テイマーは動物の言葉を「理解」できるため、野生動物から攻撃されたり避けられたりしません。テイマーには野生動物のステータスや特性を確認できる能力もあります。
育成エキスパート:アイテム「変異誘発遺伝子」を使用して動物の特性を変更し、持続する成長能力を持つ野獣の仲間を育成できます。
荒野マスター:動物専用の装備品を製作し、その戦闘・採集・生産・成長能力を強化できます。
1)実装時期:7月3日の今年度バージョンアップデート後にジョブシステムの公開テストを開始します
2)ジョブシステム開放範囲:全ての経験者シナリオで開放されます。「Once Human: RaidZone」では開放されません。
3)サーバーで新規作成したキャラクターはチュートリアルのクリア後、オープンワールドに入る前にジョブを選べます。
サーバーにすでに存在するキャラクターについては、アップデート後に特殊アイテムを配布します。使用するとジョブを選べるようになります。
4)ジョブをすぐには決められない、またはジョブモードをプレイしたくない場合はフリーランスを選択できます。フリーランスに特殊能力はありませんが、自由にジョブチェンジできるアイテムを1つ獲得できます。
5)今後、皆様からのフィードバックに基づいて定期的にジョブのデザインや数値のバランスを調整し、同時にジョブの種類を増やしていきます。その際にはジョブチェンジアイテムを配布し、他のジョブを自由に選べるようにします。
お問い合わせ: oncehuman@global.netease.com
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